• 首肩こり自律神経専門マッサージ治療室アンベリール

精神的ストレスへの対処 ~泣く、笑う、話す~

最終更新: 2018年2月18日

--- 【これまでのブログの要点】 ---------------------------

自律神経の不調を引き起こすストレスは“原型的”ストレスとして【①自然環境ストレス ②社会環境ストレス ③個人環境ストレス】に大別され、これらは単独または相互的に絡まり新たな“現代(文明)的ストレス”を形成することがある。対処するにはそのストレスの形を知ることが肝要である。

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これまで原型的ストレスとして大別された上記①②③のストレスについて書いてきました。そして今回からはそのストレスへの対処についてです。しかし正直言いますとストレスの対処法については “これをすれば万全!”といったものはありませんので、ここでは私がよくアドバイスする対処方法を、またしても数回に分けて書きたいと思います。



まずは、主に『精神的ストレス』についての対しての対処です。精神的ストレスはすべてが『感情』と『情動』によるものといってもいいでしょう。情動とは大脳辺縁系が生み出すもので、事の経過や理由や意思や思考に関係なく自然発生的に沸き起こってくる怒り不安や恐怖といったものです。それに対して感情は思考が介在して起きてくるものです。そしてこの大脳新皮質は成長と共に情動をコントロールするようになってきます。ということで本題に入る前に以下を今一度頭に入れておいて下さい。

  • 大脳新皮質は“感情”を発し、理性知性的な働きを担当する

  • 大脳辺縁系は“情動”を発し、動物本能的な働きを担当する(自律神経はこの一部に支配されている)

  • 大脳新皮質の働きは情動をコントロールしていく




さてようやく本題である『精神的ストレス』への対処法ですが、まずは【その1:生まれもって備えられたストレス解消機能を利用すること】です。人間には予め生まれもってストレスに対処する(ストレスを和らげる)機能がいくつか備わっています。その代表的なものが『泣くこと』『笑うこと』です。この有効性は「泣くだけ泣いたら何かスッキリした」という経験をもって、既に実感してる人も少なくないと思います。ある種の感情はそれを押さえ込もうとした時、あるいはそれを押さえ込んだ時にストレスとして蓄積することがありますが、こうした感情の発露はストレス対処として、最もベーシックかつ重要な要素と言えます。特に男性は長らく『男は泣くものじゃない』という教えも影響してか『泣く』といった感情の発露を苦手としてきたため、女性と比べある種のストレスにはとても弱いともいえます。


この機能を活用する手段を得ることは実に簡単で、女性の方の中には既に知らずにやってる方もいらっしゃるかもしれませんが、失恋を経験した時などに“泣ける曲”を聞いたり歌ったり “泣ける恋愛映画” を観て、おもいっきり泣くのも感情の発露として良い対処法になるかと思います。笑うことに関してもそれと同じく、手段を得るのはまるで難しいものではありません。


そしてもう一つ、この予め備わった機能の中に私が重要視していることがあります。それは『話すこと』です。話すことは泣く笑うことの感情の発露の有効性は一緒ですが、加えて自らの悩み(問題)を冷静に認識させ整理してくれることにもあります。このことも「話したらスッキリした」とか「話してるうちに悩みが解決した」という経験を持って有効性を実感している人も少なくないでしょう。


しかし問題は、この対処には相手が必要であるということです。その「話す相手」がいない方や、いたとしても「親しいからこそ話せない悩み」ということもあります。また彼や恋人に話を聞いてもらおうとしても邪険にされたりすることや、友達に気を使う人などは「私の悩みを話したところで相手は迷惑ではないか、私と話してても悩み話や愚痴話ではつまらないのではないか」などと考えてしまったりすることや、信じて悩みを打ち明けたのに他人にそれを漏らされたりすることなどで『③個人環境ストレス』にも繋がる新たな人間関係ストレスが生まれることもあります。よってこれは泣くことや笑うことの手段を得るほど簡単にはいきません。


アンベリールのお客様は、首こりや肩こり、自律神経の不調を解消すべく振動式マッサージの施術を受けにいらっしゃる方がほとんどなのですが、その自律神経の不調を除くのに明らかにストレスが起因となっていて『話すこと』による重要性が必要であるという方もいらっしゃいます。一部そうした方には裏メニューというわけではないのですが、そうしたことも施術の一環に取り入れている方もいらっしゃいます。


“誰”をその『話すことの相手』に選ぶかは、正直メリットデメリットはありますが、それでもストレスの対処方法の中において『話すこと』の効果は絶大なことに間違いはありません。



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