首肩こり自律神経専門マッサージ治療室アンベリール
マッサージ中に寝るのは
更新日:2018年2月10日
「マッサージ中に寝てしまうのはもったいない気がして、寝ないように頑張ってました」
初回トライアルにいらした方からよくこうしたことを聞きます。しかし私にとってのトライアルは、私が考案した「振動式マッサージ」の刺激が、どのぐらい首肩こりを引き起こしているであろう交感神経の過度な働きを鎮め、逆に身体をリラックスさせ筋肉を弛緩させる副交感神経の働きがどのぐらい高められるか知ることなので、 “マッサージ中に眠くなる” ことは私としては狙い通りの良い反応になるので我慢せず眠ってもらいたいぐらいなのです。
ですからマッサージ中に(おそらく楽しませようとしているのでしょうが)最初から最後まで世間話を積極的にする施術者がいたり、施術中しょっちゅう「ここ痛くないですか?ここは●●が悪いと痛いんですよ」、とか「ここ気持ちよくないですか?」などと聞いてくる施術者もいると聞きますが、私は施術中自分から話すことはありません。
ただ、施術中に眠くなったからといって首肩こり改善に十分といっているわけではありません。あくまで交感神経の働きが鎮まり副交感神経の働きが高まった状態をつくった上で、筋肉の緊張硬直をほぐすことが重要なのです。つまりトライアル結果としてベストなのは「施術中には眠くなるような感覚になり、施術後は首周りが軽くなったことを実感している」という状態なのです。眠くはなるけど終わった後に軽さの感じないマッサージでもダメだし、軽さは出たけど施術中は痛さを我慢していたというマッサージでもダメなのです。